◆ ＯＤＯＲＩ西三丁目の夕日

夕日に映えるテレビ塔　大通西３丁目より
直接夕日は見えなかった（木立やビルの陰になる）。



PTAの批判を今なお一身に浴び続ける人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の、ネネちゃんが好きな遊びは「リアルおままごと」。

似たような趣の、「リアル鬼ごっこ」なるタイトルの映画も今度公開されます。



そして、「北大入試"実戦模試"」も、同様の矛盾を抱えている。

ましてや、本番の入試より難しい問題を出すとなれば、いっそう矛盾は大きくなる。

受けてきました。

むずいよ駿台。

去年からの経験上（ていうか、よく言われている話）、駿台というと、どうも模試の問題を無駄に難しくするイメージがあるんだけど、その割には簡単だったかな。簡単ったって、去年よりはマシって意味だけど。まあ去年は僕自身の実力がどうしようもなかったからね。物理0点、数学6点とか。

北大実戦模試 軽く感想。
英語
第１問　貧困問題。そこそこ出来た。
第２問　森永卓郎の話とワーキングプア。簡単。森永がテレビで喋ってるのを見た事があるとなおさら。例えば、

「年収300万円時代を生き抜く(経済学)」で述べられていると思われる事を次から選べ

なんて、英文読まなくても解けるでしょ。

ちなみに、文中での森永の肩書きは
「a Japanese television commentator and economist」……

「日本のテレビコメンテーターで経済学者」

……学者である前にテレビの人！ってことか。普通逆じゃ……いや実はこれが正しいのか。


第３問　自由英作、本文から流用しにくくて苦労した。最後の方文章壊れてたけど気にしてる場合じゃなかったからそのまま終了
第４問　対照文完成。日米関係の議論。筋が見えやすい内容で本番より簡単だったけど時間切れ。これならもっと時間残しとけば良かった。

数学
なかなか最後までは書き切らんけど、そこそこかな。

物理
やっぱりムズイ。
しかも、せっかく頑張って解いたのに、「V'/V」を書く所に間違って「V/V'」書いちゃってて、解答冊子開いた瞬間吹っ飛んだ。

化学
有機ダメ。




そういや駿台と言えば、こないだ週刊文春にいろいろ書かれてたなぁ（リンク先中の下辺り、右側）。まそれはどうでもいい。


で、昨日は昨日で、３回目のマーク模試がありました。
散々ですよ。数学①の第一問で、計算ミスしまくって「ア」と「イ」埋めるのに５分かかったし。挙句受験番号書き間違えて次の時間に訂正する始末。でもまあ何とかやってきました。
そんで夜８時まで拘束されて、それから旭川帰って次の朝9時にまた札幌参上即試験ってのは相当ツライんで、札幌市内にお住まいの某浪人生（高校同じだった人）にご厄介になりました。
まあ泊めてもらう相手が男ってのが残念なんだけどw……ってのは流石に冗談ですけどね（2割位本音）。彼には感謝してます。


そして、話は更に遡って、ファイターズ惜敗から一夜明けた2日、僕は気付かなかったけど札幌で初雪を観測したみたいです。

で、旭川では一瞬吹雪いたらしいです。。。何てこった。

野球シーズンが終わって、一気に冬が近づいてきた。

そして、興奮が冷めた道民は、燃料費の高騰という現実と向き合わされることになるのです。

たけーよ！！
何年か前は40円/Lだったのに今80円/Lって何事?




映画と言うのは、ある意味現実逃避の娯楽なのかもしれない。その2日、まさに現実逃避映画の極みと言えなくもない映画「ＡＬＷＡＹＳ三丁目の夕日」をテレビでやってましたね。いろいろ忙しかったんで全部は見てないんですけど、何だかんだで最後の方見ちゃった。次の日模試だってのに、夜11時40分は結構俺的にヤバイ。次の日どうなったかは上の方に書きました。
まあ、続編映画の宣伝、ってことなんでしょうけど、ちょっとあのスカパーのCMはヤバイ。映画「オトナ帝国の逆襲」の中の、どのチャンネルも昭和の番組しか映らなくなる、あの不気味な電波ジャックを彷彿とさせる。


またまたクレヨンしんちゃんの話になっちゃったけど、クレしん映画のオトナ帝国では、黒幕?…イエスタデイ・ワンスモアの連中が「20世紀博」会場(の東京タワーっぽい建物)から強烈な「懐かしいにおい」を発していた。そのニオイが止まった時、人々は現実の世界へ帰っていく。

一方、「三丁目の夕日」が公開された時、新聞に誰かの論評が載ってて、

「『三丁目』には『におい』が無い。昭和のあの頃は今よりずっと不衛生だったが、映画ではひたすら美化した昭和像を見せている」

と、こんな内容だったと思います。あくまで僕の記憶ですけど。

とすると、映画「三丁目の夕日」と、架空世界「オトナ帝国」は、どちらも昭和への郷愁の産物でありながら、全く逆の性格をもったもの、ということなのか。


……いやいやいや、それは甘い。

衛星放送や、セブンイレブンに並ぶ復刻版お菓子のようなタイアップ企画を通して、密かに「オトナ帝国」計画は着々と進められているのです。

そのうち、そこら中の街や店が昭和風に復元されて、道路にオート三輪とか走り出しますよ。



…なんてことは流石にないだろうけど、でもそうなってしまえば良いと思ってる人、実は結構いるんじゃない？

何もかも、あの頃に戻ってほしいって人。

これほどにも昭和を懐かしむ人が多いというのは、それだけ今の時代が閉塞感で覆われているって事でしょう。確かにあの頃は、「今日より明日はきっと良くなる」っていう希望に満ちていた（らしい）からね。それが懐かしいって言う気持ちは分からんでもない。
ただ、平成生まれの僕としては、昔は良かった、昔は良かった、とあまりそればかり言われるのも良い気はしない。


「今より昔の方がいい」という人達には、なぜ今がダメになったか、一度しっかり考えて欲しいものです。

と、昭和ブームに苦言（ていうか、団塊批判?）を呈しながら言うのもなんですけど、あの映画はなかなか面白いのね。

暇ができたら、DVDでも借りてみよう。（あえてVHS……にはしないかな。）



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