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2007年、旭川と札幌を行き来する旅好き(物好き)浪人が、どうでもいい事を中心に全宇宙に向けお送りしていたブログ。こんな生活にも関わらず、第1志望の北大合格。
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 2次試験まで、あと
日 
 センター試験まで、あと
日 
 プロフィール
HN:
Devil
性別:
男性
職業:
不逞浪人
趣味:
ラジオを聞く、諸々の収集、その他
自己紹介:
北海道の、主産業が動物園な街に棲息。(一応檻の外。)
高3の三者面談で、「落ちたらどうする?」との担任の問いに

「いや、受かればいいんでしょ?」

と余裕発言をするも、誕生日の入試で見事不合格、後期で受かる筈もなくあっさり浪人決定。なのに4月に入ってから予備校入りを決める、優柔不断なダメダメ君。
こんな僕でも北大志望なんです。

【参考】地図 (Google Map)
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2年にわたり、俺と労苦を共にした携帯「A5511T」が、今日その役目を終えた。
赤外線がついてない事以外、特に不足もない良い機種だったんだけど、その赤外線なしが致命的ということで、機種変更の運びとなった。

そんで、新しく買った機種が「W61K」

女性向けモデルらしいけど、紺色(Burnish Black)の奴が、良い!
ワンセグが付いてれば言う事なしだったんだけど、ワンセグ付きで安い奴売り切れてたし、何よりこの見た目に惹かれた。

(W61K 京セラ公式)

カタログでは大きく載ってないけど、実物を見たら一目惚れ状態。

ところがね、数日後にauショップに行ったら、もう無いんだよ。
フルサポHaru割で機種変1500円ってのが効いたみたいで、かなり品薄。
カタログに「NEW」って書いてあるのにだ。
街中のマツヤデンキで(紺だけ)辛うじて見つけたんで、予定を早めて急遽購入と相成ったのでした。

実は、マツヤデンキには0円のW53K(ワンセグ付)もあったんだけど、魅力のワンセグもW61Kのデザインには勝てなかった。


A5511TとW61K。


5511Tの方は、ずっと保護シート付けっ放しで使った。(2年以上も)
でも、61Kの保護シートはキレイじゃないからすぐ剥がした。(当然バーコードもとっとと剥がした。)


では、軽くW61Kの使用感レビューを。

まず、この機種目玉の【カービングイルミネーション】。
何か女っぽくて嫌って人は消せば良い。
俺は基本OFFにしたけど、たまにつけると楽しいかも??

あと、俺的注目機能【EZニュースフラッシュ】なんだけど、うぅん……
流れてきたのが

「自室壁に「死」の文字」

「線路に落とされ死亡」

「注目キーワード 2ちゃんねる」

とか、こう、ロクでもないのが多いというか何と言うか……

まぁ世の中がロクでもないって事かもしれんけど、あんまり携帯開く度に鬱な字幕が流れるなら、外すよ?

そして、一番気になってたのが【操作感・レスポンス】。

某価格.comでは「レスポンスが悪い」って酷評されてたけど、実際どうなのか……結論は、そんなに困る程ではなかった。

確かに、メニューの表示が一瞬もたつく感じはする。
あと、データフォルダを表示させるのに、キーを押してから2秒くらいかかる。
表示した後も、連続でスクロールするとサムネイルの表示が若干遅れてくる。
画像も、大きめ(SXGA)の写真は表示に2秒くらいかかる。ただし、QVGA程度なら問題なし。
あと、テキスト(.txt)を開いてから戻るキーを押すと、反応に3秒ほどかかる。
押ささってないかとおもって、二度押しするくらい遅い。
どうやら、噂通り動作が早い機種じゃないみたい。
データフォルダにモノ入れすぎなのかもしれないけど。

ただし、一番使うであろう【メール】は全般にきびきび動くから安心した。
メールのスクロール速度は前機種(A5511T)より速い。

文字入力は、ボタンの配置が今までと違ってやりにくいけど、そのうち慣れるっしょ。
変換キーを上下だけに切り替えできるから、こっちに慣れてれば切り替えた方が使いやすい。
予測変換はさすがに進化してる。
「北大」がちゃんと入ってるのはさすが。
「北海道大学」も、全部打つ前からちゃんと出るし、
「さっぽろ」に至っては、

札幌 サッポロ 札幌市 札幌市時計台 札幌ドーム サッポロビール さっぽろ サッポロ黒ラベル

ご覧の通り。すげー。
でも「旭川」はそんなに無いんだよなぁ。。。
「旭山動物園」すら予測では出てこない…(全部打てば一発だけど)

ただし、前機種には、地下鉄の駅名が全部変換できたんだけど、61Kはダメみたい。
「北12条」とか無理。
でも「西11丁目」はすぐ出てくる。
どうやら、地名を認識して即興で変換してるらしい。さすが。
ってことは、奴は「丁目」は分かっても「条」の概念が無いってことか(携帯に限らずよくあるけど)。
この即興変換で「南平岸」「南郷18丁目」くらいは何とかなるらしいけど、「新さっぽろ(平仮名)」「豊水すすきの」は無理だった。

その代わり、JR駅(っていうか、田舎の地名)は完璧。
前の携帯で出せなくて苦労した「上幌向」「光珠内」なんかもバッチリ。


後はねぇ……着メロ何か入れよう。デフォルト設定の奴じゃつまらん。



最近、暖かい日が続いています。
雪ももの凄い勢いで融けて、自転車であちこち行けるようになりました。
春間近、なんだけど、まだやることイッパーイ

とりあえず、今日、北工会のおカネは振り込んだ。携帯も替えた。
昨日鍵の受け渡し日時も連絡した。

部屋は何一つ片付いていない。
家電とか選んでない。
家具に至っては、部屋を見てから決める事に決定。
うーん、相変わらずギリギリ人生な俺。


22:30
PR
さて、僕はこの1年、旭川から札幌まで毎日予備校通いをしていました。
そこで、『僕なりに』(←最近このキーワード使い過ぎな気がする)、1年やってみてよかった事悪かった事、どんな人になら向いてそうか、考えをまとめてみました。

嘘です。
今書きながら考えてます。
正直、そんなに考えまとまってません。

■■基本情報■■

普段の通学はこんな感じです。

自宅
↓自転車
旭川駅 7:20
↓JR特急
札幌駅 8:45
↓徒歩
河合塾 9:15
(札幌校大通館)

※特急定期券
1か月 44110円

さらに冬場は、旭川でバス、札幌で地下鉄に乗っていた。


■■利点・難点■■

NHKのパクリじゃありません。

まず、『自宅から通う事』のメリットは、
★食事
(家庭の状況によるけど)親の手料理が食べられるし、弁当を作ってくれるから、それなりにバランスの取れた食生活になる。
(寮/一人暮らし組は、昼をコンビニのパン等で済ませがち)

★費用が安く済む
旭川-札幌間なら、1か月定期で44,110円。
住居費(寮費)+食費よりは安い。

★生活習慣が規則正しくなる
電車の時間は毎日同じ。そして正確。
当然、毎朝同じ時間に起き"ざるを得なく"なる。

但し、休日に反動でダラケる事もある。

★毎日が旅行気分

★途中駅乗り降りし放題

デメリットは、
▲毎日が旅行疲れ

▲疲れが半端じゃない

▲平日、なかなか勉強時間がとれない
正直、平日には授業を受ける以外殆ど勉強してませんでした。
家に帰っても、例えば30分暇な時間があっても、
ただ、これは疲れの問題というよりは、「家にいる」のがいけないのかもしれない。
そもそも、高校時代から平日に家で勉強する習慣が、僕には無かった。

▲つまり、なかなか予習や復習ができない
予備校では、授業とともに、その「予習」「復習」がモノを言います。
でも僕の場合、なかなかテキスト全部を予復習はできなかった。
特に、数学や化学にそのしわ寄せが行っていたように思う。

■■乗車中に勉強■■
JR北海道や、河合塾札幌校のパンフレットには
「通学中に勉強」
「英単語や古文単語の暗記」
とか書いてありますけど、僕は正直殆ど出来ませんでした。

朝は、何かダルいし、たまに寝るし、そうじゃなくてもボーッとしてるか、外眺めてるか。
帰りは帰りで、やっぱり疲れてるし、殆ど(前日の)新聞読む時間に当ててるしね。

この新聞を読む事自体を「勉強」って言えなくもないけどさ。


■■合格できるか■■
旭川から予備校通いしていた人を、2名程知っていますが、2人とも北大に受かってました。
もしかしたら、(少なくとも、旭川札幌間について)「遠くから通う」事が、必ずしも成績面で不利にはならないのかもしれない。
実はね、僕これでも北大クラスの(後期の)優秀生だったんですよ。
つまり、それなりに良い成績を維持してたって事です。

結局、疲れる辛い勉強時間が取れないとは言っても、結局その人の実力次第なんじゃないかな。

もしかしたら、例えば[寮住まいで浪人して医学部に受かる力がある人]なら、旭川から通っても、(移動時間に勉強しまくって、夜も家で勉強して、)やっぱり合格ラインに達するんじゃないか、そんな気もするんです。

想像上の話ですけどね。

同じ人間で二通り実験してみない事には、何とも言えないですけどね。
しかもそんな実験不可能だしね。

ただ一方で、僕自身、慢性的に時間不足を感じていたのも事実。
講師もチューターも、予習が大事、復習が大事、何度も復習、そんな事言ってたけど、とてもじゃないけど全部は出来ない。出来なかった。

もし、札幌に住んで、移動に時間をかけない暮らしをしていれば、経産練習とか、ちがう計算練習とか(どういう誤変換だよ… 1か月勉強しないで世の中がどうこう言ってるとパソコンまでこうなるのか…)、英語のテキストの復習とか、もっと出来てたかもしれない。

わかりませんけどね。

結局ダラケてた可能性も無きにしもあらずだけど。

成績も、マーク模試の換算点は262→249→242→252と、じわりじわりと下がる傾向。
本番は238点。
最初は(数字上は)薬学部位行けそうな勢いだったのに、結局工学部で順当な得点に落ち着いた。

記述の平均偏差値は、59.0→58.8→58.7っていう、アリエナイ位横ばい推移だったけどね。
もし札幌に住んでたら、もっと上がってたかもしれない。
でも、本当にそうだったかは分かりません。

■■結局■■

最初に書いた「どんな人に向いてそうか〕には言及できてませんね。

うーん、そうだなぁ。
やっぱり、電車の中で暗記ものをやり続ける自信がある人かな。
あとは、旅行好きとか、途中下車してみたい人とか、何とな〜く車窓を眺めるのが好きな人とか……って、受験と全く関係ないですね。

あ、カップルとか。
電車でもたまーにみかけるけど、羨まし過ぎだよ。
あの2人がけの座席に、仲良さそーに座ってる人たち。
俺もね、いつも隣に座ってくれる人が居てくれたらなぁって何度思った事か。
まぁ一人なら一人で、隣の人と一期一会の「出会い」(普通の意味で)があるんだけれども。
でもさぁ、いいんじゃない?
毎日3時間近く、二人っきりの時間ができるなんて。
書いてて溜め息が出る……………………

何というか、大見得切った割には煮え切らない、はっきりしない文章になっちゃって申し訳ないんですけれども、結局、最後は自分で決めて欲しいんです。
他人の人生にまで責任は持てない(テメェのブログ真に受けてやってたら落ちたとか言われても困る)んで、あくまで僕自身の感想だと思って、参考程度に留めておいてください。

ただ、受かった今だから言える事ですけど、僕は旭川から通ってよかったと思っています。
電車の窓から見える景色は、毎日同じ場所なのに、見ていて飽きなかった。
春、雪が解け、桜が咲き、水田に水が張られる。
緑が深まり、稲は伸び、日差しが段々強くなる。
やがて水田は黄金色に染まり、木々は紅葉する。
落葉も終わり、景色が淋しくなったと思えば、いつのまにかちらつく雪。
あっというまに旭川大雪、でも札幌はなかなか積もらない。秋と冬を、行ったり来たり。
ついに札幌も落城、冬将軍の勢力下に。そして窓の景色はひたすら雪、吹雪の中を全力疾走……

そして札幌駅からは、観光名所の道庁前庭を通り抜け、大通公園を歩く絶好のお散歩コース。
ただでさえ移動時間がかかるのに、この2kmの道程をを30分かけて歩く事が、毎日楽しかった。
春は道庁のシバザクラ。
夏は祭と噴水。
秋は大通公園のイチョウ(ちと臭いけど)
冬はむかついたけど。寒いし、イルミネーションなんて一人で見ると楽しさ半減だし。

そんなこんなで、1年間、四季の移ろいをはっきり見て、感じる事が出来ました。(おまけに試験前には雪害スペシャル)

もし、今年も旭川から通って、再起を果たす人がいたなら、ちょっぴり嬉しいな。やっぱり。


22:17




「成績表」カテゴリの記事を若干手直し。
今まで成績表は「続きを見る」の中に入れてましたけど、一覧で見やすいように■■■で囲った見出しを付けて、「続きを見る」から出しました。
昨日は結局「自分がどうだったか」ばかり書きましたけど、一応新浪人生へのアドバイスらしいことも書きましょう。
少なくとも一人は見てくれてるらしいんで。

いかにして予備校を選ぶか。

簡単です。

自分で、「ここがいい」と思った所に行けば良いんです。
そして、自分が納得した環境で勉強し続ける事が大事です。

僕は河合塾が良いと思って入塾し、そこから合格した人間だし、(少なくとも北大目指す人には)河合塾を奨めたいけど、べつに代ゼミや駿台その他からだって、受かる人は受かってるんです。
逆に、河合塾なら絶対受かるって訳でもないし、実際ある講師が「この中から半分受かれば上出来」なんて事も言ってました。
脅しで誇張してるかもしれないけどね。

まず、パンフレットを熟読しましょう。
そして、行けるなら予備校へ行って、説明を聞いてみましょう。
あとは、各予備校が実施する体験授業へ行ってみてもいいでしょう。
高校の先生や、周りの意見も聞いてみましょう。

あとは、自分なりの基準とか、独断や偏見、「印象」で決めましょう。

例えば、僕は模試から受ける"印象"が良いのを、河合を選んだ理由の一つに挙げましたけど、べつに模試と授業の質が比例するとは限らないでしょう。
河合の講師は良かったと思うけどさ。
その辺も、判断の基準は人それぞれで良いと思います。

繰り返しになるけど、自分なりに「ここなら良さそうだ」と思ったら、あとはそこを信じて勉強するのみ。
だって、「やっぱり駿台がよかったかも」って疑念を抱きながら勉強したって伸びないでしょ?
大学選びや恋愛と一緒です。ん?話がおかしいって?気にするな。

いろいろ考えてもまだ悩むなら、「割引が一番大きいところ」でもいいんじゃないですか?
それでも悩むなら、
「新校舎だから河合塾」
「最上階の食堂でカツカレー食べたいから駿台」
「東豊線だから代ゼミ」(札幌の場合)
ぐらいの理由で良いと思います。最後の手段だけどね。


※ryhさんへ。
何か情報は得られましたか?


18:25
今日、北大後期の合格発表でしたね。
去年の今、僕は当然落ちていたので、特にショックもなく、これから1年どうするかを決めるべく、いろんな予備校のパンフレットや、免除通知とにらめっこしていました。

「どうしようか」

自分の記憶を掘り起こす意味で、また、一人でも誰かが参考にしてくれると良いと思い、予備校決定に至るまでのプロセスを、ここに書き出してみようと思います。
初めに断っておきますが、僕は札幌の河合塾に通い、そして合格しました。
そのため、ここでの結論は「河合塾」です。河合塾を礼賛してるかもしれません。
しかも、1年前当時の僕の考えを中心に書いたもので、主観も大いに入っているので、その点ご承知おき下さい。


■■宅浪はダメ■■

まず最初は、【宅浪】する気満々でした。
それまで塾通いすらした事がなかった僕は、

「塾抜きで難関大に受かるのは、金銭的に凄く安上がりで、親孝行だ。
その努力の見返りとして、大学生活で少々贅沢しても許されるだろう」

という、変な妄想を抱えていました。
それ故、現役時から、予備校の講習に行くなんて全く眼中になく、また親も、「落ちたら宅浪しろ」と口癖のように言っていました。
それに、やってないエンカレッジ(進研ゼミの教材)だってたくさんあるし、他人に流されないKY型人間な僕は、自分のペースで気楽にやるのが良いだろう、そんな考えもあって、予備校へは行かないつもりでした。
それに、元々タテのつながりが少なく、大した進学校に通っていた訳でもない僕は、宅浪だって珍しい事ではないとも認識していました。

ところが、どうも父親の「宅浪」の定義がおかしかったみたいです。
普通「宅浪」といえば、予備校へ行かず、家や図書館で勉強する事をいいますよね。ここでも特に断りがなければこの意味で使います。
でも、父親がいう「宅浪」とは、『自宅に"住みながら"浪人すること』のようで(←話が少し見えてきたね)、ある日突然「【代ゼミのサテライン】へ行け」と言い出したんです。

この「サテライン」ってのは、旭川のビルの一室にある「代ゼミサテライン予備校」の事です。ブースで映像を見て勉強するところのようですが、実態はよく知りません。

さて、どうしたものか。
この時まだ、「予備校通いはプライドが許さない」という思いも少しありました。
山積みのエンカレッジだってもったいない。
とりあえず、不合格報告も兼ねて、高校の先生に指示を仰ぐ事にしました。

そしたら、どうも現実は僕が思っていたのとは違ったようです。

■■高校の先生の話■■

『宅浪はやめたほうがいい。』

というのも、『今まで宅浪での成功者は、ほんの一握りしかいない』んだそうです。もっとも、この高校から北大へ行った人間も一握りしかいない訳で、自分がその一握りの存在たろうとするのだから宅浪でも関係ない、とも思いましたが、僕は自分の思う通りにして失敗した人間です。
ここは素直に、人の話を聞きました。

また、『サテラインは勧めない』とも。
理由はうろ覚えですが、『周囲に同じ目標を持つ人間もいないし、どこの大学を目標にしたかも分からない授業を、闇雲に見てるだけじゃだめ』…こんなニュアンスの事でした。

さて、予備校のパンフを手に、家で親と相談です。

学校で、【地元の小規模予備校】の資料も貰ったので、これも選択肢に含め考える事にしました。
親は、やはり出費を抑えたいらしく、地元で通う事をすすめてきます。
ただ、我が家には予備校事情に詳しい人間というのが居ません。自分だけの判断には、正直自身はありませんでした。だって、それで落ちたんだから。
そこで、道内有数の某進学校を卒業した友人に聞いてみる事にしました。

■■友人の話■■
【参考人A】…〔北大に現役合格〕
・宅浪はやめた方が良い
・「北大なら河合、難関は駿台、私大は代ゼミ」と言われている(あくまで旭川という、いち地方での話だけど)
・地元系の評判は知らない

【参考人B】…〔某有名国立大に落ちる〕
・地元の予備校も良い事は良い
・ただし、この街で浪人するのは断じて勧めない
・どーしても金ないなら地元
・本人は、(志望校お膝元の)河合塾へ行く
・学生会館住まい
・何なら一緒に来ないか?
(新聞広告を持ってきた母親に対して)
・駿台の50分授業って微妙
・代ゼミはダメ。この模試の解説の薄さからしてダメ。

(他に人脈はないのかって?
あるけど、とりあえずこの辺で。)

どうも、旭川では代ゼミの評判が悪いようです。特に模試が嫌われている。
僕と同じ高校に通っている人も、「代ゼミの模試は邪魔」「解答速報間違えた?やっぱ代ゼミダメじゃん」などと言う人が複数居ました。

もしかしたら、河合塾の講師がいつも代ゼミ(の札幌校)を批判するためにこういう話が広がったのかもしれません。知らないけど。


■■旭川 vs 札幌■■

一度、地元の予備校Cへ行って話を聞いてみましたが、

△『「北大コース」から、一人も北大へ行っていない。』
事が判明。
高校の先生が言うような、「同じ目標を持つ人間」に刺激を受けると言う意味では、不足している気がしました。
他にも主観的な理由含め色々あって、不安要素が多かったというのが素直な感想です。

(別に中小がダメというつもりはありませんよ。念のため。)


■■特急定期券かよエール■■

結局親とも相談し、札幌の大手予備校へ通う方向で検討する事になりました。(←まだ腹が決まっていない)

親は、「学生会館(寮)に住んで、そこから通う」という選択肢は殆ど念頭になかったようです。
僕も同じ。
そんな事もあって、旭川から通うのが、「すっごくレアな事」だと知ったのは、暫く先の事でした。


■■駿台 vs 河合 vs 代ゼミ■■

「北大なら河合」という噂や、以下の事情を総合して、河合塾札幌校を第1候補に決めました。


■割引■
河合塾からは、10万円割引(入塾金5万、授業料5万)の通知が来ていた。模試の成績で認定するみたいです。
前期試験の次の日に来たんで、嫌がらせかと思った。
進学校にいた人達なら、たった10万かと笑う事でしょう。

駿台からは、「入学金」10万円割引の通知が来ていた。
ただ、「入学説明会に来た人は入学金10万円割引のチケットプレゼント」とか新聞広告に書いてあったから、僕に届いた割引証は何の有り難みもない。嫌がらせか。

代ゼミからは、パンフレットだけ来て、割引は来なかった。
確かに代ゼミの模試は手抜き気味に受けていた。だが何も寄越さないって、嫌がらせか。

この時点で、代ゼミの選択肢はほぼ消えていました。


■模試■
結論からいうと、模試から受ける印象は、河合塾がダントツです。

受験者数では、河合塾がNo.1。
駿台は、「ベネッセ・駿台模試」では数を集めるが、駿台単独では人数が少ない。
代ゼミも少ない。【参考1】(クリックで表示)

人数が少ない所は、必然的に浪人の比率が高くなる。よって、追跡調査を元にした判定は現役生不利に傾きがちで、当時の僕の印象は悪かったです。
実際、河合塾の模試だけはC判定が多く(マグレでB、たまにD,E)、当時から好感を持っていました。
もしかしたら、判定をユルくして、浪人した時に来てもらう作戦だったんじゃ…なんて疑ったりもしましたが、ここの下のデータを見る限りそれはなさそうです。

他にも、単純に母集団が多い程判定の信頼度は上がる筈だし、模試そのものの質も受験者数が裏付けると考えていました(今もそう思う)。

数だけじゃありません。
代ゼミの模試は手抜きだと言う噂をよく聞きました。その噂の根拠は知りませんが、実際僕は、英語の大問1個で

1.下線部1を和訳せよ。
2.下線部2を和訳せよ。
3.下線部3を和訳せよ。
4.下線部4を和訳せよ。
5.下線部5を和訳せよ。

だけというのを見た事があります。
すでに処分済みで、実物をお見せ出来ないのが残念なんだけど、これを見てしまった以上、「手抜き」の評に同意せざるを得ませんでした。

それに、駿台の模試は、無駄に難しい、それに問題や解答の訂正が多く、こだわって作ってないなという印象がありました。


■立地条件■
【駿台】・【代ゼミ】…◎札幌駅北口付近

【河合塾】(当時)…△桑園駅前または南2西12(札幌駅から約2km)


■授業開始時刻■
旭川7:20発「スーパーホワイトアロー6号」の札幌到着は8:45。

河合塾(札幌)の授業開始は9:30。遠いのはネックだけど、普通に間に合う。
駿台・代ゼミは9:00開始。
ただし、パンフレットによれば駿台は開始前に「サプリメントテスト」、代ゼミは開始前にホームルームの時間があるらしい。
ただ、通うのが不可能ではないかもしれないから、一度行ってみるのが良いかもしれない。


■解答速報■
三大予備校が発表する、北大の解答速報を見ても、河合塾が一番だと思いました。
というのも、駿台と代ゼミが1箇所ずつ、あからさまなミスをしでかしたんです。去年の話ですけどね、こんな感じです。→【参考2】(クリックで表示)
この解答速報ってのは、札幌校の先生方が作る訳ですから、やっぱ重要ですよね。
この時点で、ほぼ河合塾に絞りました。


■出前授業■
夏から秋にかけて、各予備校が旭川で無料のセンター対策講習会を開きました。
そこでの授業の印象は……やっぱり河合塾が一番だったんですよね。
話のテンポの良さとか、分かりやすさで。

代ゼミは、「古文」の授業をしていたのが特徴的(他は英数のみ)。どうやら旭川出身の名物講師らしい。古文は良かったと思う。ただ、英語の今は無き「文強勢問題」で、品詞で答えを選ぶやり方は嫌いだった。河合の「対比」や「新情報」を判断する方がしっくりくる。まぁこの問題は2007年から消えてなくなったが。

また、冬にかけて、河合塾と駿台が、有料の「北大特講」を開きました。
しかも河合塾は2回(駿台は1回)。この辺のやる気からして違うんですけども、ここで河合塾の英語講師が、「代ゼミが間違えた過去問」を解かせてました。
駿台は、若干眠気度が高かった気がする。
講師の問題か、難し過ぎたのか、俺のやる気の問題かは定かじゃないけど。


■■実際に視察■■

4月7日、知事選たけなわの札幌で貸し自転車を借り、各予備校の校舎をまわってきました。
そして、河合塾の大通館の雰囲気を見て、ここなら1年来てもいいかな、と思い始めました。
同時に、説明をしてくれたチューターの話から、旭川から通う事が決して一般的ではないことも、暗に知りました。


そして、4月10日に奨学生試験を受け、割引額を18万円に増やし晴れて?入塾。
4月16日からの、最初の1週間は死ぬかと思う程大変でした。
今思えば、初日にバスで往復したり、貸し自転車を借りて、思い直してやっぱり返したり、服を買ったりして初日の帰りが夜遅くなったりと、無駄に疲れる事をしていたせいもあったのでしょう。
じゃあ慣れれば楽かって言うと、やっぱり大変だったけどね。
でも何もかも、今となっては良い思い出です。


23:02
お久しぶりです。やっぱ、外に出かけないとネタが無いですな。
入試以降では異例のスパン、6日ぶりの更新です。
でもその前にちょびっと追加してあったんだけどね。
10日の記事に、写真入れました。3日くらい前に。


さて、この6日で少しずつ部屋も片付いてきました。って言っても、積み上がった新聞を居間に移動しただけなんですけどね。でもこれだけで、大分片付いた気がしちゃうからすごい。突破シリーズⅡ期のテキストとか、化学の教科書も発掘されました。
そこで、こないだの熱化学方程式を書き出してみたら、こんな感じでした。↓



メタン:
CH4(気) + 2O2(気) = 2H2O(液) + CO2(気) = 891.5 kJ

プロパン:
C3H8(気) + 5O2(気) = 4H2O(液) + 3CO2(気) = 2220 kJ


排出するCO2 1molあたり熱量
メタン:891.5〔kJ〕
プロパン:740〔kJ〕


違うと言えば違うし、大差ないと言えばないのかな。でもメタンの方が優れているのは一目瞭然。




という事でした。

本題に戻って、こないだのやる事リストに照らして、すべき事がどこまで進んだかチェックしましょう。
まず、「片付け」→新聞を撤去した事で、進捗率5割以上いったかな。
「おカネ」……とりあえず、体育会の金は払った。でも写真を用意してない。北工会は後回し。
あと、また生協から保険の案内が来た。
扶養者死亡保険みたいなの。親が死んだら毎月10万円だって。俺の親父、煙草吸いまくり酒飲みまくりで死亡リスク高いから、入っとくべきだよね。うん。

あと、送ってきた読み物系…「北大生の生活」とかは、一通り目を通した。
入学式は4月8日だね。白石区は東札幌の札幌コンベンションセンター。ホワイトストーンズを知ってる人にはお馴染みかな。

後は……、スーツを今日買った。まだ受け取ってないけど。
そしてキャッシュカードを作る手続きはした。母親が、「Edyいらん。デビットいらん。やめとけ」って言うんだけど、こういう付帯機能は付けたカードが一般的で、付けないと発行が遅くなるんだってさ。だから付けてもらった。
でもデビットとか使う気ないし、Edyはねぇ、某マイレージカードで陸マイラー(陸上でマイル集め)やりたいからキャッシュカードにはイラナイかな。
他は…まだ手つかずじゃ。引っ越しの日すら決めてない。家電も選んでない。何とかしなきゃね。ってか、あと10日で3月終わるのか。早えぇぇ。

あと、まだ自分用パソコン(もちろんMac)買ってないんだけど、円高でMacが安くならんかなぁ。
日本では、MacBookの一番安いモデルが、Apple Store価格で129800円。
学生向け価格だと119800円。

対してアメリカでは、同じ物が1099.00ドル。=109900円。
2万円も違う!!
こりゃ納得いきませんなぁ。

でもあれがあった。今学生向けにiPod同時購入キャンペーン(iPodと一緒に買うとキャッシュバック17800円)やってるから、実質日本の方が安いのか。
でもどうせなら、ねぇ。
4月になったら安くなったりして。(←淡い期待)


ところで、この円高騒ぎのさなか、ついに日銀総裁の任期が切れちゃいましたね。

「福井総裁」ってのはよく聞いてたけど、あの人のフルネームが

「フクイ トシヒコ」なのにはビックリした。

1文字違いやん!!
結構ローカルなネタになったけど、なるほど総裁肌かもね。
あんまり書くと睨まれるかな。
この辺にしときましょう。


19:13
いつのまにか1ドル100円とかになっててビックリしました。
今海外旅行が旬かも。でもこのまま上がり続ける可能性も無きにしもあらず……
それは成り行き次第として、
今日は、これから僕がやることを整理したいと思います。
分類は、「しないと大変な事になること」「しておくべきこと」「余裕があればしたいこと」の3つにします。

★しないと大変な事になること
1.エントロピー増大しまくり(要するに乱雑)な俺の部屋

散らかった部屋

を片付ける。
「エントロピー」とか、バカの一つ覚えみたいに言ってるんで、まずい使い方かもしれない。それはいいとして、まず片付けをするために、読み溜めた新聞を読む事から始めなきゃいけないね。
ちなみに写真は机の上だけ。机の右も、左も、後ろも、斜め上も、モノが散らかって大変です。ちなみに写真右下の赤本とかが置いてあるのは、椅子の上です。物置と化しており、もう数日座ってません。

2.こまごましたおカネをおさめる。
「体育会」とかって、入る必要あるんかねぇ。うーんでも、入っといた方が良いんかねぇ。そんなに運動とかするタイプじゃなくても。
あと、工学部生は全員「北工会」ってのに入って金払わなきゃいけないらしい。
どちらもそんなに高くはないんだけど、高くないだけに忘れそう。
高くないったって、数千円って普通に大きなおカネだけどね。「入学金と比べて十分に小さい」って言い回しになるのか。

3.入学者心得とか、入学とらの巻とか、北大生の生活とか、いろいろ読む。
入学式がいつかすらまだ完全に把握してない。いかん!

4.忘れそうな事がたくさんある。
例えば、保険証の遠隔地なんとかって、どーやて作るんだっけ?調べとかなくちゃ。
あと貯金通帳のキャッシュカードとか作ってないんだけど、作らなきゃいかんよなぁ。

5.部屋に置く家具家電を、とりあえず選んどかなきゃいかん。

6.小物系(ex.食器)とか、どのタイミングで揃えたら良いんだろう。
向こう行ってからか?

あとは…いろいろあるけど、しかしこれで全部だっけ。他にもしとかなきゃヤバい事ってなかったっけ……。

★しておくべきこと
1.ブログで、浪人が決まった経緯、予備校を選んだ経緯、1年通ってどうだったか、自分で振り返りつつ綴る。
新浪人生へのアドバイスも兼ねて。

2.携帯を買い替える。
「合格したら買い替えよう」って去年からずっと思ってたんだけど、今までこのまま。
赤外線機能ナシで新入生になるのはまずいっしょ。

3.料理の仕方を少しは覚える。
母親にLectureしてもらう。

★余裕があればしたいこと
1.HDDに録り溜めた「水曜どうでしょうClassic」十数回分を一気に見る。

2.自転車で旭川を散歩。
歩道の雪も解けてきたし、そろそろ解禁?まだちょっとヤバいか。

3.この1年の移動距離、乗車時間とかを計算してみる。

4.ブログ等を、新年度以降どうするか考える。

5.ブログのマニアック系記事の更なる充実。



こんなところかな。
今日、じゃなくて、昨日は、4月分の家賃&敷金を振り込んできました。
そして、高校へ合格の報告。どうやら情報は河合塾から伝わってたらしい。英雄扱いされて結構いい気になってますw
そんで、先生方が異口同音に、「合格が決まった今が一番良い時期」だって言うんだよね。
そうなのか……?


10:55

改札口


3月12日。
今日で、定期券の有効期限が切れます。
その「最後の1日」の使い方が、果たしてこれで良かったのか…は微妙…だけどね。
ともかく、今日の19:20に旭川に着いた「L特急スーパーカムイ41号」で、僕の究極の電車男ライフは終わりました。
この1年の移動距離とか、乗車時間とかって、どうなってんだろうね。今度暇な時にでも計算してみよう。
思い返せば最初の1週間、本当に死ぬかと思うほど疲れるような、過酷な生活でもあった。
それが今じゃ、終わってしまうのが名残惜しいくらい。
140kmもあるのに、いつ窓を見ても「見慣れた景色」。それでも、日々少しずつ表情を変える、それがまた良かった。
北海道で暮らして12年になるけど、この土地の四季を、最も強烈に体感した1年だったのは、間違いないと思います。


21:58
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ILLUSTRATION BY nyao