◆ ぶらり途中下車の旅

してきた。
普段通り過ぎるだけの途中駅にも、いろいろ気になる所がある。
今日はそのうち
「伊納駅」(旭川-深川間)
と
「深川駅」を見てきた。

このローカル線特有の、特急とは全然違う雰囲気がGoodなんだけど、まず降りたのが伊納(いのう)駅。
トンネルの間に挟まれた、何もない駅の印象があったんだけど、実は川を挟んで「神居町台場(かむいちょう だいば)」という地区に隣接しているらしい。
台場と言えば、旭川有数のホテル街。そこで、潰れたと噂の珍ホテル「のうきょう」が今どうなっているか、確かめる事も兼ねて、実際に行ってみた。
隣接してる、とは言っても、実はホテル街までは結構遠くて、水たまりを跳ね上げる大型車の横を延々歩くハメになってしまった。一応歩道は分かれてるけど、水しぶきが顔にまでかかるのは頂けない。こんな調子でたぶん2kmはあったと思う。ちゃんと調べときゃ良かった。

という訳で、『伊納駅周辺』と『のうきょう周辺』に分けてレポートします。

『伊納駅周辺』



ご覧のように、期待を裏切らない田舎っぷり。
駅名版は、番号の所が上貼りじゃないから、かなり新しいみたいだ。
警告版に虫がたかった跡があるのが何ともシュール。
貨車を再利用したという駅舎もシュールだし、


近くにある、埋まった公衆電話の看板がまたシュール。


補足すると、近くに公衆電話は見当たらなかった。
しかも電電公社だし。もはや世界遺産。

台場に向けて歩き出すと、橋から見える景色がメチャきれい!!


快晴だったこともあるだろうけど、こんな綺麗な所が旭川にあったなんて。しかもいままで素通りしてたのが勿体なさすぎる。

橋の上で人間じゃない足跡発見。



『台場』

国道に差しかかると、大量の大型車が走っていて、すごく空気が悪い。
すこし歩けば済むだろうと思ったが、予想外に歩かなくてはいけなかった。
トラックに水しぶきを撥ねられながらずっと歩くと、あった。

「ホテルのうきょう」



満室の時は「大豊作」、空室がある時は「不作」が点灯するはずだが、すでに大豊作が破壊されていた。


一番手前のガレージ内。


何と、野菜の段ボール箱などが大量に置いてあり、さながら本物の農協！

車が数台泊めてあったが、ホテルが営業している気配はない。そこで色々外から見ていると、車が入ってきた。
中年の男性が『一人で』(←これポイント)こちらの方をみている。確かに廃ラブホの敷地で男一人で歩いているのも怪しいが、アンタだって怪しいぞ。
オーナーとかだと気まずいし、万一土地を押さえに来た893関係だったら嫌なので、反対側の出口からそそくさと逃げ帰った。
ちなみに、ここのすぐ斜向いに、度々このブログでも話題にした「白ｉ恋人」がある。
asatanの広告では「白い恋人」に表記を変えていたが、現場では「ｉ」のままだった。

それにしても、この辺を一人でうろつく事自体あまりいい気分はしない。
一人じゃないにしても、ここは本来車で来る所だといたく実感した。


次に降りたのが深川駅。特急も停まるから帰りの心配はない。
小都市らしいコンパクトな駅前はキレイに整備されていて、商店街も衰退している気配はなく、住みやすい街に思える。(パッと見で判断したけど)

で、この街の何が気になるのかというと、線路からも見えるコチラのお店の看板↓



YES そうご電器

そうご電器と言えば、もう10年位前に倒産した、北海道ではメジャーな家電量販チェーン。
もしかして、ここではまだ営業しているのか??（違う法人が買い取ったりして）


……していなかった。
漫画喫茶やサラ金が入居しているらしいが、なぜ潰れた店の看板を撤去しないのかは謎。決して縁起のいいものとは思えないし、僕みたいな物好き以外には嫌われるんじゃ……

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ところで、ここ数日Googleで「北大志望」って検索するとこのブログが1位で出たんだけど、今見たら2位に転落してる……
やっぱ、北大に関係ない事書くとランク下がるのかな。
北大めざしてるんですよ。北大。
1位に浮上しろ!!w


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